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2005/11/02

『紅の豚』(鹿島日記-6)

 敬愛するポルコ・ロッソさまのお言葉に「飛べない豚はただの豚さ」というのがあるけれど、今のボクにあてはまるのは「跳べない○はただの○さ」である(なお○にはお好きな文字を入れて下さい)。そう、そろそろエア(いわゆるジャンプ)をやりたくなったのである。井上先生に相談したところ、ひとまずやってみれば、とのことで、よし!一度跳んでみよう!とチャレンジした。

 2002年7月某日。その日は珍しく朝練ではなく午前午後に1本ずつ引いてもらった。まずは午前の部。思ったよりスムーズに右側に出られるようになっていたが、どうもエッジのかけ方が巧くなく、右側の水面をふらふら。気を取り直し、左側に出るとやはりスムーズにエッジがかけられる。左から右に向かうときにはトゥサイドエッジがかかっているが、このときボクは相当加速していた。ウェイキに当たった瞬間、またもバチーン。例の痛みがまた襲ってきた。今日は水野さんというベテランの方とご一緒させていただいた。水野さん曰く「それって病み付きになっちゃうとやばいですよ〜。1日に2〜3回逆エッジを喰らわないとウェイクした気にならなくなっちゃう(笑)」だって。

 ウェイキに突入する際に跳ぶんだか、越すんだかはっきりしないために、中途半端にこけてしまうようだ。左から右に行くよりも、右から左に進む方がレギュラースタイルのボクには楽なので、今日は右側からのエアにチャレンジしてみることに。午前中はなるべく右側の水面でスラロームやオフザウェイキをやってみて、アプローチの練習。午後になっていざ出陣。右側になるべく出ていき、トゥサイドエッジからヒールサイドエッジに変わる。イメージとしては徐々にエッジを立てながらウェイキにアプローチしていく。

 一瞬、跳んだ気が……。その後、着水と同時にグルンと一回転して再び首をバチーンとやった。この日はおそらく5、6回は「今のより痛いのはほとんどない」のを体験できた(笑)。翌日、ムチウチになったかと思う位首が痛かったが、ただの筋肉痛みたいで再び大事にはいたらず。と言うわけで2002年7月頃のボクはワンウェイキエアに挑戦中だった。

(「鹿島日記」は月刊オーシャンライフ誌に2002年頃、断続的に連載した筆者の記事を元に、加筆訂正を加えてブログ用に再編集したものです。)

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