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2005/12/21

トヨタカップ雑感(2)

 12月18日(日)。〆切りが近くバタバタではあったが何とか16時には競技場に入る。前回は防寒が万全でなかったが、今日はオーバーズボン、フリース、カイロなどなど防寒グッズを持ってきた。新横浜駅から競技場へ向かう道すがらからすでにサンパウロファンがヒートアップしている。会場前には赤白黒のサンパウロファンが声を張り上げ踊っている。リバプールファンは?いない訳ではないが、いたっておとなしい。この日はダブルヘッダー。一日に2試合も見られるお得なチケット。もっとも、ほとんどの人は2試合目の決勝目当てのようで、第1試合=3位決定戦の観客数は極めて少なかった。

 まずはその第1試合、アルイテハド vs デポルティボ・サプリサ戦である。開始早々からどちらかといえばアルイテハドが試合を支配していたが、13分にサプリサのFWがスルスルと抜け出して先制する。リバプール戦でも見られた動きだが、GKの差だろうか、さっくりと決まる。この得点の時点ではサプリサ優位という印象は無かった。案の定28分にはアルイテハドのモハメド・カロンが得点し同点に追いつく。彼はスピードがあってやはり良い。その後もボールを支配して効果的な攻めを組み立てているのはアルイテハドの方だった。

 後半に入り、53分、アルイテハドがPKのチャンス。これを決めて2-1と逆転に成功する。アルイテハドのペースで試合は進むが85分に転機が訪れる。やはりカウンター気味に抜け出したサプリサのFW、少し長めのドリブルでペナルティエリア内に突入する。それにアルイテハドのDF(アルハルビ?)がスライディングタックル。見事にボールにスライディングしコーナーキックかと思われたが……。イエローカードとPK。あのタックルでPK取られちゃしょうがないね。確かにやや斜め後ろから行ってたけど、きれいにボールにスライディングしてたのに。これで同点。このまま延長か?と期待(ダブルヘッダーの待ち時間つぶしにはちょうど良いので)。PK直後、キックオフ後のプレーでサプリサがボールを奪い取りカウンター。ペナルティエリアぎりぎりのところでアルイテハドのDFがタックル。あれは……。案の定、赤紙、一発退場。ゴールから右斜め45度くらいの絶好ポジションから直接フリーキック。89分、ロナルド・ゴメスが絶妙のフリーキックを決めてサプリサが逆転に成功。結局3-2でデポルティボ・サプリサが勝った。

 最後に大どんでん返しがあって試合としては面白かった。気になったのは後半に入ったくらいから、ボクの真上で始まったサンバのリズム。「サンパ〜ウーロ〜」「サンパ〜ウーロ〜」と叫んでいる。ええ?試合まだなんですが……。一方リバプールファン……KOP(かなりなリバプールファンの通称)といえるような熱狂的なのは一握り。バックスタンド側から見て左手にわずかに赤い固まりが……。イングランドにいるリバプールファンにはおそらくどうでも良い大会なのだろう(笑)。ちなみに決勝が始まっても組織立ったレッズへの応援はその一画のみだった。

 '81年、'84年のトヨタカップもそうだったが、わざわざ彼ら(KOPの主力部隊?)は日本まで来ないみたい。その後、'85年「ヘイゼルの悲劇」、'89年「ヒルズボロの悲劇」と、サッカー史上に残る二度の惨劇を引き起こすことになるが、熱狂的かつ強かったその当時からKOPのトヨタカップへの熱情とはそんなものだったんだろう。トヨタカップの前身、インターコンチネンタルカップのようにホーム&アウェイでやるんなら別だろうけど。

 そもそもこの大会は何のためなの?というのがつねに付きまとう疑問なのだった。(つづく。まだこのネタ引っ張るのか)

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