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2006/01/19

トレバー・ハンセンのデモ(鹿島日記-16)

 今回も、2002年9月20日から26日に掛けてアメリカに行った時の話の続き。
 アメリカで発行されているトレーラーボーティング誌の編集者で旧知のゼノン・ビラスに、ジャーナリストミーティングでばったりと出会った。彼もリーガルの新しいボート群を取材に来たらしい。再会を祝していると、いよいよセッションを使ったウェイクボードのデモンストレーションが始まるらしい。ゼノンはセッションに同乗させてもらえるように交渉している。ボクはゼノンにひょこひょことついて行き、ありがたく……ちゃっかりデモ艇に同乗させていただく(それもカメラを持っていたのはボクだけ!)。デモをやるのは2名、当時17歳のトレバー・ハンセンと12歳になるその弟……後で聞いたらこのボートを企画したアンディ・ハンセンの二人のご子息でした。さらにトレバー・ハンセンは若いながらも全米第2位の実力派ウェイクボーダー、帰国後うめ先生にその話をしたところ、もちろん知っていて、すげー羨ましがられた。超有名人だったとは……いや〜勉強不足。

 まず1人めは弟の方。12歳とは恐れ入る素晴らしい才能の持ち主で、巨大なエア(ジャンプ)をバンバン決めて、さらにはインバート系(縦回転系)のトリックもクルックルッとメイクしてしまった。そのままノーフォール(転ばずに)で終了。弟がこれだとがぜん兄貴の方にも期待が高まる。トレバー・ハンセンは桟橋の欄干の上に腰かけて3mくらいの高さからドックスタート(陸上のdockからそのままスタートすること)。ウォーかっこいい。が、その直後、何にもないフラットな水面、しかもギャラリーの真正面でいきなりフォール。愛嬌あるじゃんと思ったら、本人相当怒ってました。まさに「弘法にも筆の誤り」。

T001

ドックスタートをするトレバー・ハンセン。

 トレバー君、カチーンときたその後が凄かった。弟の2倍はあろうかという巨大なエアを見せ、さまざまなインバートトリックを見せてくれた。中でも短い直線、ギャラリー前でフーチーグライド、エアレイリー、バットウイングを立て続けにやられた時はさすがに驚いた。私としては全部いつかはやってみたい「夢」のトリックだったから……。その後、ダブルアップでもドでかいエアを跳んでいたが、ふと気付いた。彼はどんな小さいウェイキでもエアのサイズが変わらないじゃんって……。やはりアメリカのトッププロは凄かった。それにしても、じつに楽しいひとときを過ごさせていただいた。何と言ってもギャラリー席ではなくボートの上でじっくり眺められたしね。

 で、この日撮影した写真があるんだけれど、今見直してみるとホントにピントが甘い。ウェイクを同乗しながら撮るようになったのはこの頃からでまったくコツを掴んでいない。しかもこの時はデモの邪魔にならないようにボートの一番前から撮っていたのでさらに距離があった。
T006




だからこういう写真も撮れた。

 さらにレンズは確か150ミリくらいの小さいズームだったはず。最低200ミリは欲しいな。ま、それでも何とか見るに耐えるのを何枚か載せておきます。

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トリミングサイズがバラバラだ……。グラブは掴んだ瞬間が撮れてないし……。

 それと今回ひとつ面白いことに気が付いた。リーガルのディーラー連中は、どちらかといえばレジャーボート中心のディーラーが多い。アメリカ人の彼らが「エア」という言葉を意外に知らなかったこと。「エアってなんだ?」「ああジャンプね」みたいな会話を何度か小耳に挟んだ。ウェイクボードはアメリカではもちろん日本でよりも一般的だとは思うんだけど、でもまだそういう部分もあるんだなぁと思った。

 
T007

という訳でギャラリーの写真も。場所はフロリダ州フォートマイヤーズ近郊のサニベル島のリゾートホテルにて。



(「鹿島日記」は月刊オーシャンライフ誌に2002年頃、断続的に連載した筆者の記事を元に、加筆訂正を加えてブログ用に再編集したものです。)

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コメント

えらい、デカイ写真をアップロードしてしまった……、ま、いっか。

投稿: あつし | 2006/01/19 20:33

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