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2006/01/24

日本一過酷な扱い(鹿島日記-18)

 私がコンタクトを無くして滑るのを断念した日(2002年秋)の続きがある。

 薄暗がりの中をマリーナへと向かった。が、悪いことは続くもので、なんと今度はスーパーエアノーティクにトラブル発生。ゴムが焼けるような妙な臭いがしてきた。だましだましマリーナへ戻るが、これで今季はスーパーエアノーティクの稼働は停止してしまうことに……。後で聞いた話ではミッション系のトラブルとか。もっともソウタロウズでの使い方は相当に過酷だ。春分から年末までの約9か月の間、稼働し続け、特に夏場のフルシーズンには毎日休みなく6〜7時間以上は動いている。その使い方もふつうのボートとは異なり、トウイングのつねで、スタート&ストップをひたすら繰り返す。さらに常連のお客のみなさんは巨大な波の代名詞のような彼女(スーパーエア)にすら、ウェイトをドカドカと積み込む……。スーパーエアノーティクの名誉のために言っておくが、彼女は日本でも最も過酷な使われ方をしている一艇に違いない。いい加減にして〜という叫びを上げた日にたまたま乗り合わせてしまったのか……。

 ところで重いウェイトが大好きな常連お客さんたちだが、ここにくるお客さんはじつにみなさんフレンドリーである(そのことは前も書いてますが……)。水から上がるとだいたい夕方になっているが、そこからソウタロウズの小屋(あっ、今はクラブハウスと呼ばないと、いけないんだっけ?1回「小屋」って言ったら罰金100円?)でまったりと過ごす。別に何をするというわけでもないがただウェイクの話をしたり、日常会話をしたり。それがやはり楽しい。その後、アフターウェイクタイムは近所の居酒屋などで一杯。たいてい一杯がいっぱいになり、鹿島からの帰りが遅くなるのだ。でもこれがやめられない。ウェイクをはじめた当初は鹿島の水ばかり大量に飲んでいたから、おなかがタポンタポン。終わった後に何かをさらに飲むなんてことは思いもよらなかったのだけれど……。最近はビールが美味いです(笑)。

(「鹿島日記」は月刊オーシャンライフ誌に2002年頃、断続的に連載した筆者の記事を元に、加筆訂正を加えてブログ用に再編集したものです。)

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