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2006/03/20

キューバ、WBC

 WBC(ワールドベースボールクラシック)が始まるまでは、実は結構やきもきしていた。キューバが出られるのか?出られないのか?米国の嫌がらせとも思えるスポーツへの政治介入で、キューバの出場は無理かな?と正直思っていた。しかしご存知のように出場を果たし、見事日本とともに決勝進出を果たした。私にしては珍しく、応援していた2チームが決勝で対戦。心情的には日本に優勝して欲しいけれど、経緯を考えるとキューバにも優勝してもらいたいような……。サッカーでなら、応援の優先順位が決まっているのでこんな悩みは無いんだろうけど(笑)。

 それにしてもWBCは酷い。というか米国戦での審判が米国人というのが信じがたい。サッカーでならありえない話だ。ナショナルチーム同士の対戦で、一方のチームのしかもホームチームの同国人が笛を吹くなんて(笛は無いか……)。結局は野球自体がやはりアメリカ のスポーツで世界的なスポーツとしては未成熟なのだと思う。WBCは第1回目、これからどんどんよくなっていくでしょう、きっと。

 ところで面白いのが韓国における報道。『中央日報』では、相当にシニカルな調子で「4勝3敗の日本」と、「5勝2敗のキューバ」の対戦を「異変」と報じている。また『朝鮮日報』では事実関係だけを本文で報じているが、「【WBC】決勝は「4勝」日本対「5勝」キューバ」とタイトルはかなり皮肉。確かに日本の決勝進出、というよりも決勝トーナメント進出は、それまでの経過を考えれば意外だったと思う。でもどうなるか解らないのがトーナメントの面白さ。リーグ戦とトーナメント戦では緒戦戦い方は変わる、ということだろう。

 サッカーで言えば昨年のチャンピオンズリーグのレッズがまさにそう。1次リーグ最終戦のジェラードの奇跡のミドルでトーナメント進出を決め、結局あの優勝劇だ。かく言う、韓国だって前回のW杯ではイタリアを破る番狂わせをやってのけているじゃない……。それに比べれば日本の決勝進出は意外ではないのかも知れない……。

 ついでにキューバでの報道。『朝日新聞』には『グランマ』(キューバの新聞※機関紙グランマの語源はキューバ革命の際、カストロやゲバラらがメキシコから上陸を行った時、乗っていたヨットの名前。……キューバオタク)の記事が引用されている。

 その孫引き……

17日付グランマは「開催国が決勝に進めるようにと(米国に)有利な日程が組まれたにもかかわらず、決勝はアジア対カリブになった」と、米国の敗退を誇らしげに伝えた。米国の対日本、対メキシコ戦で「疑惑」判定を繰り返した米国人審判についても「信じられない」との批判の声が地元メディアで伝えられている。

 ただ、「敵地」米国で大リーグのプロ軍団を下すのが多くのキューバ国民の夢だっただけに、米敗退を残念がる声もあるようだ。

 ……だって。

 今回の一連の動きを見ていると「「敵地」米国で大リーグのプロ軍団を下す」というキューバの活躍もちょっと見てみたかった。でも日本も決勝に進出したことだし、いずれにせよ明日は良い試合を見たい(実際には〆切りの関係で観れそうにないが……)。

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