« キューバ、WBC | トップページ | とりあえず入居 »

2006/03/21

キリンヤガ

 KIRINYAGAという英文字が目に飛び込んできた。先日、行きつけのスターバックスコーヒーでのこと。ん?キリンヤガ……?よく見るとKENYA KIRINYAGAとある。どうやらコーヒー豆の種類(銘柄)らしい。ブラックエプロンという特別な扱いの新しいスタバの豆だ。なんか美味しそうなパッケージ……。

 で、なんでKIRINYAGAという文字が目に引っ掛かったかっていうと……

 以前『キリンヤガ』という小説を読んだことがある。早川SF文庫に入っているなかなか素敵で悲しげなお話だったように思う。強い印象は残っていなかったので、2度は読んでいない。その文庫本は、よりによってこの銘柄を見る前日に、引っ越しの準備のために、ブックオフへ売却した。

 でも、案の定というか、スタバでKENYA KIRINYAGAの銘柄を見たらまた読みたくなった。だから本は捨てたくないんだ(売ったにしても、手放したくない)。とはいえ、この『キリンヤガ』、わざわざ買い直すほどの内容だったかというと、そういう記憶は無い。

 携帯電話もそうだけど、自分の本っていうのはボクにとっては一種の外部記憶装置だ。自分の頭じゃ、すべての本の内容を覚えてはいられないけれど、要旨やタイトルくらいはある程度入っているはず。部屋の本棚が外部記憶装置その物な訳だ。いわば外付けのハードディスク(どっちかっていうとフロッピー?)みたいなものだ。携帯電話だって電話番号を覚えさせておくための「電話が掛けられる」外部記憶装置だと思っている。

 図書館に行けば良いとも思うが、行く時間もない。それに図書館は好きだけれど、日本の図書館はNDC(日本十進分類法)によって分類・配列されている訳で、ボクなりの配列(混沌とも言う……)になっている本棚とは違う。だから、自分自身の外部記憶装置とは言えない。それに何と言ってすぐに手に取れない。

 『キリンヤガ』のように、ボクにとって中途半端な記憶の断片のような本でも(いや、だからこそ)、すぐ手に取れるような本棚に置いておきたいのだ。

 今、改めて気づいた。ボクにとって本を捨てるという行為は、自分の記憶を自ら進んで破棄する行為にほかならないってことに。これからは何が何でも断固抵抗するぞ!

|

« キューバ、WBC | トップページ | とりあえず入居 »

コメント

本棚とは外部記憶装置である!
んまいっ!
思わず拍手です。
ほんと、その通りだと思います。
オイラは、いい本ほど人に読ませてくて
誰かに貸してしまい、そのまま帰ってこないパターンです。
あうう。いい本ばかりが……。
かなすぃ〜。。。

投稿: もりちゃん | 2006/03/21 21:00

そういや、本、借りてたね〜、そういえば(笑)。

投稿: あつし | 2006/03/21 22:08

へ、何か貸してましたっけ??(;^_^A

投稿: もりちゃん | 2006/03/22 03:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66468/9185462

この記事へのトラックバック一覧です: キリンヤガ:

» スタバ=高い インプット。 [ちえりの散々何々拍子]
 スタバでお昼を食べたら960円もかかった!! 時給より高いし!! うぅっ… 今日は先日出来なかったSNSの紹介をしまぁす なんか新しく出来たとこで、すっごく入りやすいの スタイルシートとか編集したりして、自分だけのデザイン作れちゃうし… Blogと同...... [続きを読む]

受信: 2006/03/22 11:14

« キューバ、WBC | トップページ | とりあえず入居 »