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2006/05/08

20年

 私が多摩センターに住んでいたのは中学1年の時から大学の2年だったか、3年だったかまで。約7〜8年だったと思う。引っ越した当時はモノレールも無く、京王線も多摩センターが終点で橋本まで繋がる前。その駅前にはそごう(今は三越)も無ければ、京プラも無い、パルテノン多摩と名付けられるホールやその周りの公園も無くただの空き地だった。駅前から当時の自宅までは歩いて15分ほど。途中は雉が歩いているようなのどかな場所だった。

 先日、久々に多摩センターを訪れた。多摩センターの駅の周りは、子ども連れでワンニャンランドに行ったり、ピューロランドに行ったりで、その様変わりのほどはよく知っていた。その日は子どもはワンニャンランドにおいて、ひとりでちょっとだけ足を伸ばしてみた。昔住んでいた家の辺りまで。

 宝野公園という自宅のすぐ脇にあったグランドに近づく。このグランド、昔は芝生だったはずだけど、クレーのグランドに変身していた。そこからさらに歩いて、しばらく前に廃校になった中学校に向かった。学校自体はさほど古びた感じはしなかったけれども、ところどころ錆が目立っていた。そういえばちょっと前の朝日新聞に、明らかにこの中学校の卒業生だと分かる投稿があった。この学校にそれほど愛着は無かったけれども、無くなってしまったのは確かに寂しい。ボクはこの学校ができた時に1年生で入学した世代。丸々3年間通った最初の世代だ。当初顧問の先生がいなくて無かったサッカー部を、美術の先生に無理にお願いして作ったのが懐かしい。もっとも訳の分からないルールが多くてどちらかといえば中学校は嫌いだった。

 かつての家の方に歩いて戻り、周囲をぐるりと歩きながら思った。何でこんなに整然と作ってしまったのだろう?と。まったく人間味がないというか隙が無いというか……。それはまるでファンタジー。まったく現実感の無い不思議な時間だった。中でも特に私の住んでいた辺りはとても整然と木々を並べてある一画で、まるでSFアニメーションの中を歩いているかのようだった。中学生当時のツツジは腰〜膝くらいの高さだったけれど、今では肩〜胸くらいの高さにある。生い茂った木々の深さが20年弱の月日を如実に物語っていた。

廃校
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ツツジ
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宝野公園
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整然と
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