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2011/03/30

We will never walk alone.

どうにもこうにも書く気になれなかった。いろいろとありすぎて。そして地震。まだ心の整理はつかないけれど、ようやくにしていろいろと振り返る気になってきた。

その時、ボクは横浜ベイサドマリーナの桟橋を歩いていた。突然、桟橋が揺れた。まるで横を大きなボートが走り抜け、曳き波を受けた時のような揺れだった。それが最初に思ったこと。でもその揺れがどんどん強くなる。あれ? おかしい。

誰かが地震だ! と叫んでいた。慌てて桟橋から地上に上がる。そんなにすごい地震だった? と思ったが、しばらくして、ネットやニュースを見て驚いた。小名浜や銚子の港で大きな漁船が津波で打ち上げられている。

その日はスタッフの車で移動していたので、辛うじて、5時間以上かけて帰宅できた。もっとも会社にいた別のスタッフは電車が動かず居残りを余儀なくされたらしい。

以来、3週間弱の時間が経ったけれども、自分の無力感をひしひしと感じている。でもやることをやるしかない、との思いで、仕事を続けているけど。

高田馬場駅で思ったこと。節電のため、いつもより東西線の地下鉄ホームや改札口周辺が薄暗い。でも、パリ(たぶん一番暗い)、ロンドン、ニューヨーク、記憶にある限り、今の高田馬場駅の構内の方が明るい。今までが異常に明るかったことに改めて気づいた。

プロスポーツの与える勇気。残念ながら昨夜のチャリティマッチは〆切りで見られなかった。でも、やっぱりKAZUはすごいね。あぁいう試合で得点を取るのだから。年齢に関係なく、これからもずっとサッカーを続けて!

そして全世界でYou'll never walk aloneがどれだけ歌われているのだろう。チャンピオンズリーグのバイエルン=インテル戦でも歌われたそうだ(見てない)。

日本人選手のいないリバプールFCの動きもかなり速かった。ツイッターで、日本のレッズファンへすぐさま呼びかけていた。声を聞かせてくれとあり、その返信のほぼ全文が公式サイトに掲示された。

リバプールだけでなく、いろいろなクラブが、日本人が所属しているとか、いないとかに関わらず、日本への連帯を表明してくれている。ヴァレンシアに至っては「ホアキン」と背中にカタカナ表記の名前が入ってた。

やっぱり、プロスポーツは背中を押してくれる存在なのだろう。セリーグもすったもんだがあったけど、ようやくパリーグとの同時スタートにこぎつけた。楽天のことを考えれば最初から当たり前のような気がしていたけれど……。野球とサッカーとの違いは、組織がバラバラなのと、組織が(世界的にも)統一されている違いなのかもしれない。いろいろと非難のあるブラッターFIFA会長も震災直後に日本への支援を言明していたし……。

原発の問題。まず思い出したのは広瀬隆
『東京に原発を!』(JICC出版局、1981年)。あの本の衝撃は忘れない。そう、本当に安全ならば電力の一大消費地である東京に原発を作るべきだった。結局の所、地方の犠牲の元に、首都圏の電気が賄われている。

もっとも原発のない現在の生活はありえないのかもしれない。ただ、馬場駅の節電をみて、あれが日常でも何ら問題ないのだから、もう少し日本全体で電力消費を抑え、その上で脱原発を考えてみても良いのかもしれない。オール電化の家に住んでる身にしてみれば、どれだけ電気を使っているのだろうかと、忸怩たる思いがあるのだが……。

電気の話で思い出したのが、節電云々で言われた「ヤシマ作戦」。これ、エヴァンゲリオンが出典。で、米軍の作戦コード「TOMODACHI」。てっきり20世紀少年かと思った……。でも一番和ませてくれたのが「ウエシマ作戦」。どうぞ、どうぞだって。謙譲の美徳。これって日本に住む人たちの美しさだと思う。

We will never walk alone.

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